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  • 2018.1.23

早漏の原因と治療方法

早漏の治療法を調べているイメージ

早漏はEDや射精障害と並んで男性の性機能障害の大きな問題のひとつに数えられます。
早漏とは早期射精とも言いますが、性行為時に男性が望むよりも早期に射精してしまうこと、つまり陰茎ペニスを挿入する前、もしくは挿入してすぐに射精してしまう状態のことを言います。

国際性機能学会(ISSM)による早漏の定義は、「早漏症は、陰茎を膣内挿入後、およその場合、約1分以内で射精に至り、それによって、苦痛、不満などの悪影響をもたらしている状態」となっています。
約1分で射精にいたるそのことを問題視しているわけではなく、その後の苦痛や不満など男性の精神的な部分が問題とされています。
包茎などの肉体的(器質性)が問題ということもありますが、早漏という基礎疾患が存在するわけではなく、強い興奮や緊張の度合いなど男性の心の中に問題がありそうです。

初期の性体験が影響を与えている可能性があります。
家族などの他人にマスターベーションを見られたくないと思っていたり、マスターベーションに罪悪感を感じていてすぐに終わらせたいという感情などで、早くオーガズムに達しようとペニスや亀頭を強くこすってしまい早く射精することに慣れてしまっているのかもしれません。

ED勃起不全が原因と考えられる場合もあります。
勃起を維持しようとペニスや亀頭を強く刺激したり、勃たなくなってしまうんじゃないかと不安に思うことが焦りにつながり射精してしまうことがあります。

多くの男性の場合、これらで見てきたような心因性の早漏である可能性が高いです。
性行為に対して不安を抱いていたり、パートナーの期待に応えようとか相手のプレッシャーでストレスに感じているなど、パートナーとの関係性や性行為のやり方などを考え直してみるのも治療のひとつです。

女性は肉体的な快楽だけではなく精神的な安心を求める傾向が強いものです。
男性はペニスを挿入してガンガン突けばいいと思いがちですが、そのような行為は余計に射精を早めてしまう行為です。
愛撫を中心にした性行為であれば射精が遅くなるし女性にも愛情が伝わりやすく、お互い精神的な安らぎを得られ早漏の原因である心因性の改善にもつながるでしょう。

早漏の治療薬が存在する

以前は包茎など肉体的(器質性)に対しての治療が主でしたが、現在の早漏の治療には内服薬による方法が世界のスタンダードになっています。
うつ病などの疾患に用いられるパキシルなどのSSRIに分類される薬剤には射精障害の副作用があるため、これが早漏治療にも用いられてきました。
その後このSSRIの射精遅延効果に特化した薬剤が作られ、それがプリリジーです。

プリリジー(ダポキセチン)は、ジョンソン・エンドジョンソン社の製薬部門であるヤンセン・シラグ社が開発し、イタリアのメナリーニ社より販売されているダポキセチンを主成分とする早漏治療薬です。
ヨーロッパを中心に世界60ヵ国で認可されています。

ダポキセチンとはセロトニンの再取り込みを阻害する作用をもち、脳内のセロトニンの濃度を一定に保ちます。
セロトニンは精神を安定させたり自律神経のバランスを保ってくれる作用があります。
性行為により興奮状態になった脳内にはノルアドレナリンが大量に分泌され射精をコントロールできなくします。
セロトニンにより精神を落ち着かせることで早漏に効果があるとされます。
プリリジー服用後約90分で効果があらわれ5~6時間その効果が続きます。性行為の前の90分以上前に服用すれば問題ないでしょう。

他にサンライズレメディー社が開発した「スーパーPフォース」があります。
スーパーPフォースはED治療薬であるシルデナフィルと早漏防止薬のダポキセチンが配合されたジェネリック医薬品です。
同成分の治療薬の中でも安価に手に入れられるものです。

勃起不全と早漏は相互に関連性があると言われており、両方の悩みに一度に解決できる治療薬ということで画期的なものです。
空腹時の服用後、15分ほどで効果があらわれてきます。射精時間が4倍近く延びたという臨床結果もあります。

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